歯並びが悪くなる原因
呼吸や嚥下、話す時の舌や唇の位置がかみ合わせを作る!
歯列不正の原因は口呼吸や異常嚥下等による口の周りの筋肉の間違った使い方です。
必ずしも遺伝とは限りません。
通常、歯列不正と顎の発育の不調和は、大きな歯と小さな顎のアンバランスによるもので、遺伝的な問題があるとの理由から治療を先延ばしにされることが多く見うけられます。またそればかりでなく、抜歯の可能性も増えてしまいます。
しかし、最近の研究では筋肉の機能の不正として知られている口呼吸・舌の癖・異常嚥下が顎の発育不良の真の原因として明らかになっています。
つまりアレルギーや喘息、長期間の指しゃぶり、哺乳瓶やおしゃぶりの使用、態癖、姿勢による結果として歯列不正が生まれます。このように頬や舌、唇を含めたすべての筋肉の使い方は歯や顔の発育にとても大きな影響を与えます。
歯並びを治すことが直接の治療の目標ではありません!
環境が整い、顎が成長すれば、結果として自然に歯は並びます。