タグ : 口呼吸
歯並びが悪くなる原因
呼吸や嚥下、話す時の舌や唇の位置がかみ合わせを作る!
歯列不正の原因は口呼吸や異常嚥下等による口の周りの筋肉の間違った使い方です。
必ずしも遺伝とは限りません。
通常、歯列不正と顎の発育の不調和は、大きな歯と小さな顎のアンバランスによるもので、遺伝的な問題があるとの理由から治療を先延ばしにされることが多く見うけられます。またそればかりでなく、抜歯の可能性も増えてしまいます。
しかし、最近の研究では筋肉の機能の不正として知られている口呼吸・舌の癖・異常嚥下が顎の発育不良の真の原因として明らかになっています。
つまりアレルギーや喘息、長期間の指しゃぶり、哺乳瓶やおしゃぶりの使用、態癖、姿勢による結果として歯列不正が生まれます。このように頬や舌、唇を含めたすべての筋肉の使い方は歯や顔の発育にとても大きな影響を与えます。
歯並びを治すことが直接の治療の目標ではありません!
環境が整い、顎が成長すれば、結果として自然に歯は並びます。
私たちがしている予防型早期矯正治療
予防型早期矯正治療(2年間)
歯並びが悪くなった原因を取り除くことによって、結果として、歯並びも治る画期的な治療法
口呼吸と鼻呼吸
口呼吸はこんなに悪い!
全身の問題
ノドにあるリンパ組織が直接ダメージを受ける(細菌、ウイルス、ハウスダスト)
体全体の免疫機能が低下
風邪をひきやすい・喘息・花粉症・アトピー性皮膚炎にもなりやすい。
酸素が脳に行きにくいため、集中力がない、おちつきがないといった様子が見られることがある。
多動(ADHD)傾向
舌根沈下し、睡眠時無呼吸症候群にもなりやすい。
鼻呼吸はこんなに良い! (外呼吸の観点から)
- 吸い込んだ空気のごみを取り除いてくれる
- 吸い込んだ空気の加湿をしてくれる
加湿がされないと肺胞の粘膜になじみにくく酸素がスムーズに吸収されない - 病原菌の繁殖を抑える
- 舌が挙上し、気道が広がる。
- 免疫力向上
- からだに十分な酸素が供給される
- 脳が活性化され、筋肉も生き生きする
鼻呼吸はこんなに良い! (内呼吸の観点から)
- 私たちは、空気中の酸素を体に取り入れています。
- 酸素は細胞のごはんです。
- この酸素を運んでくれるのがヘモグロビン。
- 酸素を肺胞でヘモグロビンに渡すまでを外呼吸、
- ヘモグロビンが渡された酸素を各臓器に運ぶのが内呼吸です。
- この内呼吸、酸素を各臓器に渡すときに二酸化炭素濃度が低いと酸素を効率的に渡せません。脳に酸素がきちんと渡らなければ、落ち着きがなくなったり、集中力がなくなったりするかもしれません。
- 従って、二酸化炭素濃度はとても大事。もし、あなたが口ポカンで口呼吸だとすると、それは、炭酸飲料をふたをしないでいるのと同じ。
- 気が抜けてしまいますね。ですので、鼻呼吸というのは、集中力を高めたり、体の健康を保つ意味でもとても大切なことが分かって頂けると思います。